Twitterの「高度な検索」にも載っていない検索機能（応用編）

前回、Twitterの検索方法として「高度な検索」を使って、除外する検索ワードや検索対象のユーザー・期間などを絞り込む方法をご紹介しました。

今回は、続編の応用編として、リツイート数や言語・メディアなどを検索対象・除外する方法をご紹介したいと思います。これも検索ボックスに直接入力して使ってください。

メインで紹介するもの以外にも検索オプション（search operator / filter）は存在しているので、個別に紹介しなかったオプションについても最後に載せておきます。

Twitterのツイート検索（応用編）

この方法で検索できるツイートは下記のとおりです（実用的なもので絞っています）。

これらは全てコマンドを検索ボックスに入れることで使えます。もちろん、前回の「高度な検索」で書いた検索オプションとのかけ合わせも可能です。

リツイート数を指定

まずは人気のあるツイートを検索する方法です。

指定する数字を大きくすることで、バズツイートだけを検索することもできますね。パクツイ（パクりツイート）でリツイートを稼いでいるユーザーやパクツイか否かを確かめるのに活用できそうです。

いいね！数を指定

リツイート数とは関係なく共感されたツイートを検索することができます。

基本的には比例する気がしますが、リツイートされていなくても「いいね」で多く共感を集めているツイートもあるので、そういうツイートを探す場合に使うのでしょう。個人的にはあまり活用事例が思い浮かびません。

言語を指定

アルファベットの単語検索の場合に効果があるのが、この言語指定の検索オプションです。

例のように英単語を調べようとすると、あらゆる言語のツイートが検索結果に出てしまいますね。英語だけならまだしも、言語が分からないようなツイートを表示されても困ってしまいます。そういうときに使う検索オプションです。

ここで指定できる言語はISO639で規定された言語コード（国コードとは異なります）で世界共通で、主要な言語コードは以下です。

メディアを指定（画像・動画など）

最後にメディアを指定する方法ですが、これ自体が検索オプションのコマンドとしてあるわけではなく、ここまでの検索オプションとは少し毛色が異なります。

fileter: という絞り込みのコマンドを軸にして、そこに検索したいメディアを指定するという使い方です（filterはメディア以外にも色々と指定できます）。

上の例の場合、条件として images を指定したので画像を含むツイートが検索されました。

ここに "videos（動画を検索）"・"news（ニュースサイトへのリンクを含む）"・"Links（リンクを含む）" という条件を指定することで、それぞれのメディアが含まれるツイートが表示されるというのがfilterの基本的な使い方です（ -filter にして除外条件にすることもできます）。

このフィルタリング（fileter:）で指定できる内容は幅広いので、簡単に一覧でご紹介しておきましょう。本人認証済の公式アカウントを指定することもできたりします。

ここまでくると何を検索するのか分からなくなってきますね。

Twitterの検索機能として用意されているということで、きっと一定のニーズはあるのでしょう。

その他の検索オプション・検索フィルタ

既に必要なものは出尽くした感じがありますが、最後に投稿された場所に関する情報を掛け合わせる検索の方法です。

near: と geocode: ともに指定した場所・緯度経度の後、カンマを付けて距離（ml または km）を指定することができます。指定した場所・緯度経度を中心として、指定した距離を半径とした円の範囲内から投稿されたツイートが検索されます。

何かイベントなどがあったときに使うと便利なのかも知れませんね。

今回、参考にしたのは下記の海外サイト（英語）です。他にも省略した検索方法もあるので、興味があれば読んでみてください。

ただし、色々と試してみたところ日本語では使えないオプションもありそうです。