せっかくポイントサイトを使っているのに、上手におこづかいを稼げていない人は多いようですね。色々なサイトに登録してみたものの、「思ったよりも貯まらない」と感じている人も多いと思います。
ポイントサイトに満足できていない人は、そもそもサイトの選び方から間違っているので見直してください。
やりがちなことですが、数あるポイントサイトを「とにかく全て登録しておこう」というスタンスで利用することは全くオススメできません。使うサイトが多いと獲得ポイントが分散されてしまいます。その結果、いつまでもポイント交換の最低ポイント数に届かず、ポイントに有効期限がある場合は失効しかねません。
実際、ヘビーユーザーの私でも定期的にポイント交換(換金)できているサイトは2,3サイトがいいところでしょう。少し情報は古いですが、下の画像は業界No.1のmoppy(モッピー)で獲得したポイントの実績です。
ということで、今回はポイントサイト利用歴20年以上の私が考える登録すべき(登録すべきではない)ポイントサイトの選び方からどのように使うのが効率的なのかをご紹介していきます。ぜひ参考にしてください。
理由はいいから先に結論だけ知りたい人は、下記サイトの上から星4-5のサイトを登録しておけば大丈夫です。下の方のサイトは登録不要です。
サイト名 | 評価 |
moppy(モッピー) | |
ハピタス | |
ライフメディア | |
Gポイント | |
ちょびリッチ | |
ECナビ | |
PONEY(ポニー) |
稼げるポイントサイトの選び方
まず最初に、一番重要な「稼げるポイントサイトの見分け方」ですが、以下の4点だけ押さえておけば間違いありません。これだけです。
- 1ポイント=1円の等価であること
- ポイントの還元率が高いこと
- ポイントの交換手数料が安いこと
- クリック系の無料コンテンツでも貯められること
1~3の項目は受け取る金額(稼げる金額)に直結する数字のため、最初はこの各指標が良好なサイトを選ぶことを最優先にしてください。
下記の算式を最大化しましょう
次に、それぞれの指標を詳しく見ながらオススメのサイトをご紹介していきます。載ってもいないサイトは「論外」という判定です。
1ポイント=1円の等価であること
まず最初に見るべきは、ポイントサイトごとの「サイトにおけるポイントの価値」です。
ポイント交換時に上乗せのような仕組みのあるサイトもありますが、さすがにベースが1ポイント1円超のサイトはないので、基本的には「1ポイント = 1円」のポイントサイトを最優先に考えましょう。100歩譲っても1ポイント=0.5円です。
1ポイントの価値を下げるということは、ポイントサイト側から見て「付与ポイントをきざむことができる(費用を節約できる)」ということになります。この1ポイントあたりの価値を見ることで、運営側の利用者還元に対するスタンスを知ることができます。
同じ「クリックで1ポイント」でも、その価値が1円と0.1円では大きな差があります。また、0.1円のサイトは「申込で10,000ポイント」のようにポイント数を大きく見せられるメリットがあり、利用者も頭では分かっていてもポイントの大きさに釣られてしまいます。
ポイント単価は運営側の懐事情(経営状況)が大きく影響しており、厳しい台所事情のサイトほどポイント単価の切り下げを行ってきました。そういう渋い経営状況のポイントサイトが太っ腹なはずがないので、単純に「ポイントの還元率も低いポイントサイトはポイントも貯まらない」ということになります。
上記のような裏事情があることを踏まえて、各ポイントサイトのポイントの価値を確認してみましょう。私が思う総合評価も星の数で表示しています。
サイト名 | 1ポイントの価値 |
moppy(モッピー) | 1円 |
ハピタス | 1円 |
ライフメディア | 1円 |
Gポイント | 1円 |
ちょびリッチ | 0.5円 |
ECナビ | 0.1円 |
PONEY(ポニー) |
2018年12月10日、PONEY(ポニー)が100pt=1円から1pt=1円に変更されましたが、やっぱりイマイチでした。等価でもダメな例です。
上の表が結論になってしまうのですが、この星4つまでが登録しておいて損はないと思うサイトです。
ポイントの還元率が高いこと
ポイント還元率はポイントサイトの金払いの良さが分かる指標で、どこも楽天市場やYahoo!ショッピングのような総合通販サイトは還元率1%で横並びですが、それ以外の商品・サービスでは大きな差が出る部分です。
ポイントサイトの運営会社は利用者がサービスを利用するごとに広告主から成果報酬をもらい、その一部を利用者に還元するというビジネスモデルです。利用者への還元率を下げれば自社の利益は増えますが、その分だけ利用率が下がってしまうため、ポイントサイトは利益率と利用率のバランスが良い還元率を設定しています。
例として、還元率(パーセンテージ)ではありませんが、私がメインで使っている住信SBIネット銀行の口座開設によるポイント還元額を見てみましょう。
サイト名 | ポイント還元額 |
moppy(モッピー) | 600円 |
ハピタス | 350円 |
ライフメディア | 280円 |
CLUB Panasonic | 399円 |
Gポイント | 300円 |
ちょびリッチ | 450円 |
ECナビ | 360円 |
PONEY(ポニー) | 250円 |
あくまでも一例でしかありませんが、サイトによって還元ポイント数に相当バラつきがあることが分かると思います。上記の例では同じサービスなのに2.5倍くらいの違いがあります。
大体のケースでmoppy(モッピー) ・ちょびリッチ・ハピタスのどれかが一番高いので、還元率・還元額をイチイチ調べるのが面倒な人はこの3サイトを押さえておけば問題ないでしょう。
ポイント交換の手数料が安いこと
ポイントサイトで貯めたポイントの交換先は「交換先が充実しているか」も重視されますが、普通は継続的に同じものに交換しますよね。
そのため、ポイント交換先の充実度というよりも、自分が交換したいものが「あるかないか」だけを気にしておけば問題ありません。
ということで、ポイント交換先の充実よりも、もっと重要なのが「ポイント交換の手数料が低いこと」です。ポイント交換で発生する手数料は「運営者負担」か「利用者負担」のどちらかなので、安ければ安いほど運営者が負担している(良心的)と言える指標です。
ただ、最近は、航空会社のマイルや銀行振込を除いて、利用者の手取りが減るような交換手数料は基本的は無料になってきています。むしろ、共通ポイント発行元のマーケティング戦略でキャンペーンによる増量も見かけるようになりました。
楽天スーパーポイントやVポイント(旧Tポイント)などの共通ポイントを始め、JAL・ANAのマイルなども運営会社が発行元から購入しています。Amazonギフトカードは等価ですが、他は大体 1ポイント/マイル = 2-3円で卸されるため、ポイント交換は運営会社に相応のコストがかかる構造です。他にも銀行振込の場合、1件あたり銀行に対して振込手数料が発生しますね。
一方、ほとんど値引きしない航空会社のマイレージを見ると、ポイントサイト運営会社のスタンスが透けて見えるので、ポイントとマイルの換金レートを一覧にしてみました(マイル交換がないサイトもあります)。
サイト名 | 1マイルあたり必要金額 |
moppy(モッピー) | 3円(JAL) |
ハピタス | マイル交換なし |
ライフメディア | マイル交換なし |
Gポイント | 3円(JAL/ANA) |
ちょびリッチ | 4円(JAL/ANA) |
ECナビ | マイル交換なし |
PONEY(ポニー) | マイル交換なし |
ポイント交換先にマイレージを用意していないサイトは、PeX のような交換に特化したポイントサイトをハブにして、そこからポイントをマイルに交換することができます。ただし、3円超~4円が交換レートになっていて条件は良くないため、1マイル3円で交換できるポイントサイト(moppy・ちょびリッチ)で貯めて交換したほうがおトクでしょう。
マイルは航空会社が大口相手でも売却価格をディスカウントしないので仕方ありませんが、マイラーにとってはもう少し有利なレートにして欲しいところですね。
クリック系のコンテンツでも貯められること
最後の判断ポイントは、購入・サービス申込などの他にも「ゲーム・アンケート・メールなどの無料系コンテンツでポイントを貯められること」です。
実際、コツコツと貯められるコンテンツは重要で、上手に使うことでお金をかけずに毎月1回はポイント交換できるほど貯めることもできます。
ただし、ここで「ポイントの価値」の問題があります。単純に無料系コンテンツがあることだけを見るのではなく、そのアクションがいくらになのかを考えて使う必要があります。
例えば、GetMoney で「クリックで3ポイント」のようなメールがよく届きますが、円換算すると 1クリック = 0.3円 にしかなりません。こういうものを複数サイトで積み重ねるのは、「稼げている感」の自己満足はあってもポイント交換までの道のりが長すぎますよね。やる価値ありません。
無料系コンテンツでポイントを貯める場合、PC以外にもスマートフォン向けサイトでも利用することが必須です。コンテンツがPC・スマホで別々の扱いとなり、2つのサイトでポイントを貯めているのと同じ効果を得られるサイトもあります。
登録すべきポイントサイトの優先順位まとめ
ここまでポイントサイトで重視すべき点を色々と書いてきましたが、最初に載せた各サイトの星の数が私の考える結論です(星4つ以上だけがオススメ)。
さらに無駄な時間・労力を節約したい人は、moppy(モッピー)・ちょびリッチ・Gポイントの3つだけ登録しておけば事足りるでしょう。
moppy(モッピー)
淘汰の進むポイントサイトで圧倒的に成功しているサイトです。
運営会社が東証一部上場のセレスという会社で、有価証券報告書などを見てもポイントサイト運営が好調ですね。「業績好調→還元を増やす→利用者が増える→業績好調」の好循環を実現しています。ここだけ登録しておいても良いと言えるレベルです。
携帯キャリアのメールアドレスを登録するSP会員のほうが、スマホ用メールも受信できるのでポイントを貯めるのに有利です。
Gポイント
Gポイントでポイントを貯めるというよりも、他のポイントサイトからGポイントにポイント(G)を集めて、Gポイントの持つ豊富なポイント交換先に交換するのがオーソドックスな使い方です。
ちょびリッチ
ちょびリッチは20年以上運営されていて、490万人以上も登録者がいる老舗のポイントサイトです。
マスコットの「ちょびくん」を使って、面白く貯めやすいサイトだったのですが、最近は上位互換の moppy(モッピー)に押されてしまっている印象です。
繰り返しになりますが、ポイントサイトは広く浅く貯めるものではありません。獲得効率のいいサイトに集中したほうが、最終的に受け取れる「おこづかい」は確実に増加するので、優良なサイトを集中してかしこく使うことをオススメします。
あと、Google Chromeを使っているなら拡張機能で余計な広告を非表示にしてしまいましょう。一部のコンテンツが使えなくなったりもしますが、まだまだポイントサイトにも有効です。
Chrome拡張機能のFair AdBlocker(広告ブロック)を使いこなそう
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